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名古屋市で住んではいけない地域とは?項目別に詳しく解説!

名古屋市で住んではいけない地域とは?

名古屋市は日本三大都市の1つとして発展しており、居住地域に選ぶ人が多い地域です。

しかし、名古屋市は治安が悪い地域や家賃が高すぎる地域など、賃貸選びをするときに避けた方が良い地域があります。

実際に繁華街のある中区では犯罪が多く、不安に感じる人が多いでしょう。

本記事では、名古屋市で住んではいけない地域について家賃相場や交通の利便性、生活スタイル、治安、自然災害などのジャンル別に詳しく解説します。

目次

名古屋の住んではいけない地域はこんな地域

名古屋の住んではいけない地域はこんな地域
名古屋の住んではいけない地域はこんな地域
  • 家賃相場が高すぎて収入に合わない地域
  • 電車やバスの路線が少ない、交通が不便な地域
  • 子育てや一人暮らしなど生活スタイルに合わない地域
  • 治安が悪いと言われている地域
  • 自然災害に警戒が必要な地域

名古屋には、住んではいけない地域があることをご存じですか?名古屋の住んではいけない地域を知ることで、あなたに合った地域を見つけられますよ。

名古屋は地域によって家賃相場が高すぎたり、治安が悪かったりと注意点が異なるため、物件探しをする場合はよく確認しておくことが大切です。

賃貸を探す前に地域の特色を確認しておくことで、後悔の無い物件選びができ、ライフスタイルに合った地域で安心して過ごせるはずです。

家賃相場が高すぎて収入に合わない名古屋の地域

家賃相場が高すぎて収入に合わない名古屋の地域

長く暮らすには、収入に見合った家賃であることが大切です。家賃相場が高すぎると毎月の支払いが苦しくなり、生活が厳しくなったり、再引っ越しが必要になったりすることもあるためです。

LIFULL HOME’Sによると、名古屋市の1人暮らし向けの家賃は4~5万円台が相場となっています。

一方、名古屋市中心部の中区や東区は家賃相場が高く、物件選びの際は注意すべき地域です。

参照:LIFULL HOME’S名古屋市の家賃相場情報

名古屋市中区

中区は名古屋市の中心部としてオフィス街や観光地で栄え、交通の利便性が高いこともあり家賃相場が高すぎると言われています。

LIFULL HOME’S名古屋市の家賃相場情報によると、中区のワンルームなど1人暮らし向けの家賃相場は6.37万円と、名古屋市の家賃相場より約1~2万円高めであると言えます。

中区には、愛知県庁や名古屋市役所、名古屋最大の繁華街があり名古屋市の中心的役割を担っています。

また、JRや名鉄が通り交通利便性が非常に高いことも家賃相場が高くなる理由です。

中区の家賃相場が収入に合わない場合は、駅から遠いところを探すか、中区以外の地域を検討することをおすすめします。

名古屋市東区

東区は都心部に近く観光地や高級住宅地もあるため、物価自体が高く、家賃相場も高めの地域です。

LIFULL HOME’S名古屋市の家賃相場情報によると、東区のワンルームなどの1人暮らし向けの家賃相場は6.40万円と、名古屋市の家賃相場より約1~2万円高くなっています。

東区は名古屋城の東側に位置する城下町で、文化財保護地域に指定されており、名古屋市でも特に家賃が高めです。

また、錦通や桜通周辺は大手企業の本社や支社が立ち並び、オフィス街として賑わっています。

東区は物価が高めであるため、生活費用を抑えたい場合は避けた方が良いでしょう。

電車やバスの路線が少ない、交通が不便な名古屋の地域

電車やバスの路線が少ない、交通が不便な地域

名古屋市でも交通が不便な地域もあるため、交通の利便性を重視する場合は確認しておくと安心です。

暮らしの快適さを求める場合、電車やバスの路線が少ない地域に住むと不自由さを感じストレスになることもあるため、事前に確認しておきましょう。

本章では、山間部を開発してできた名古屋市守山区について紹介します。

名古屋市守山区

守山区は山間部を開発した住宅街であり、名古屋市の東北部に位置します。

JR新守山駅と名鉄線のみで、名古屋市内で唯一地下鉄が通っていないため、自家用車が無い場合は、不便さを感じる人も多いでしょう。

また、公共交通機関には市内を走るガイドウェイバスや市営バスがありますが、中心部に比べると本数が少ない傾向にあります。

通勤や通学以外にも、生活に欠かせない電車やバスの路線が少ないため自家用車が無いまま長距離の移動を想定している場合は注意した方が良いでしょう。

生活スタイルに合わない名古屋の地域

生活スタイルに合わない名古屋の地域

生活スタイルに合っていない地域では住みづらさを感じ、長く住み続けられない場合もあるため、注意しましょう。

生活スタイルは人それぞれであるため、重視する項目によって地域の特色に対する感じ方が変わります。

長期間住む予定なのであれば家賃や交通の利便性だけでなく、実際に訪れて周辺環境を確認しておくと安心です。

名古屋市中区

名古屋市中区の栄や錦地区は、夜も賑わう名古屋市最大の繁華街があることで有名です。

また、繁華街では酔っ払いによる事件や、人の多さに紛れて犯罪を起こしやすいなど不安な点があることも事実であり、中区の治安も悪い傾向にあります。

観光や遊びで訪れるには楽しい場所ですが、中区は繁華街に近いため騒がしかったり治安が悪かったりと、デメリットもあるため注意した方が良いでしょう。

落ち着いた地域で過ごしたい人や、小さなお子様がいて治安が気になる場合は不向きな地域と言えます。

名古屋市緑区

名古屋市緑区は子育て世代に人気ナンバーワンの地域であるため、一人暮らしには不向きな傾向にあります。

緑区での生活は、賃貸に子どもがいると生活音がうるさいと感じたり、近所付き合いが気になったりとデメリットを感じることもあるでしょう。

緑区は大高緑地など自然豊かな公園や緑地が多く、リラックスでき住みやすい地域ではありますが、騒音にストレスを感じやすい場合は一人暮らしの賃貸探しで避けた方が良い地域です。

治安が悪いと言われている名古屋の地域

治安が悪いと言われている名古屋の地域

賃貸物件を決めるさいに治安を重視する人も多いでしょう。名古屋市では、中区と中村区の治安が特に悪いと言われています。

落ち着きがあり、治安の良い地域で一人暮らしをしたいと考えている場合は、中区と中村区は要注意です。

本章では、愛知県警察本部 刑事総務課が公表しているデータをもとに、中区と中村区の犯罪を種類別に紹介し治安について詳しく解説します。

参考:令和5年中の犯罪の概 況

名古屋市中区

名古屋市中区は栄地区や錦地区の繁華街周辺に要注意です。

愛知県警察本部 刑事総務課が公表しているデータによると、犯罪の総認知件数は3307件であり、内訳は以下の通りになっています。

犯罪の種類件数
凶悪犯50件
粗暴犯373件
窃盗犯2228件

以上の表から、刑法犯の中でも特に窃盗犯が多いことが分かります。また、繁華街があるため酔った人も多く、粗暴犯が多い傾向にあると言えます。

一人暮らしで治安が気になる場合は、避けた方が良い地域です。

名古屋市中村区

名古屋市中村区には名古屋駅があり、多くの人が集まるため、刑法犯総数は2232件と多めです。

中村区はターミナル駅のある地域として多くの人で賑わい、常に人の往来が激しい地域です。

また、中村区は中区に次いで粗暴犯が多い地域でもあります。駅周辺の飲み屋や競輪場が近くにあることで、素行の悪い人が集まりやすいと言われているためです。

刑法犯の内訳は以下の通りです。

犯罪の種類件数
凶悪犯20件
粗暴犯197件
窃盗犯1551件

名古屋市で一人暮らしをする場合は、中村区は住む場所に選ばない方が安心です。

自然災害に警戒が必要な名古屋の地域

自然災害に警戒が必要な名古屋の地域

地震や洪水、津波、土砂崩れなど自然災害に警戒が必要な地域は、基本的には避けたい地域です。

名古屋市の中でも、特に港区と中川区は注意したい地域とされており、もしもの時に命に係わるリスクが高いため慎重に検討しましょう。

本章では、港区と中川区で起こりうる自然災害について、名古屋市が公開しているハザードマップを参考にしながら徹底解説します。
参照:名古屋市 なごやハザードマップ防災ガイドブック

名古屋市港区

港区は名古屋市の南西部に位置し、海に面した地域です。そのため、名古屋市区の水害に関するハザードマップは、危険度の高い赤色で覆いつくされています

地震による揺れの強さは震度6以上のところが多く、地盤が沈んだりぬかるみやすかったりと自然災害の面で危険性が高い地域です。

これらは、海抜ゼロメートル地帯が多いことや地盤の弱さが関係していると言われています。

港区で5階以下の賃貸を検討している場合は、自然災害による命の危険があるため避けた方が良いでしょう。

名古屋市中川区

中川区は名古屋市の中西部に位置し、中川運河をはじめ7つの河川が流れる地域です。

地域の特徴として、起伏が少ない平坦な土地が多いことが挙げられます。

そのため、港区と同様海抜ゼロメートルの地域が多く、洪水被害が酷い地域でもあります。

津波が発生したさいは、中川区内を流れる河川で逆流が起きやすいため注意が必要です。

地震や水害関係のハザードマップも危険度の高い赤色が多く、他の地域での暮らしを検討できる場合は中川区を避けた方が良いでしょう。

名古屋の住んではいけない地域に住む際の注意点は?

名古屋の住んではいけない地域に住む際の注意点は?

住んではいけないと言われる地域でも、人によって価値観が違うためデメリットと思わないケースもあるでしょう。

しかし、デメリットや注意点を知らなければ、不自由さや不安、不満を感じる暮らしになるリスクもあります。

名古屋の住んではいけない地域で住む場所を探すときには、以下の3つに注意しましょう。

名古屋の住んではいけない地域に住む際の注意点
  • 車社会なので自家用車の購入を検討する
  • セキュリティ対策が万全な部屋を選ぶ
  • 防災マップで避難経路や避難場所を把握しておく

車社会なので自家用車の購入を検討する

名古屋市は車社会と言われており、名古屋市内で生活する場合は自家用車の検討をすることをおすすめします。

JRが東京や大阪と比べると貧弱であるため、交通の利便性を求める人はストレスを感じることもあるでしょう。

また、名古屋市自体が車での移動を考慮した都市構造になっていることも、車社会になった背景と言われています。

JRなどの鉄道整備が不十分であることや、車移動を主にした道路整備となっていることが、自家用車の購入を検討した方が良いと言われる理由です。

セキュリティ対策が万全な部屋を選ぶ

名古屋市は日本三大都市の1つでもあり観光客も多く、繁華街に来る人で賑わう地域です。

名古屋市での新しい生活を考えている場合、安心・安全な暮らしをしたいと願い、セキュリティ対策が万全な部屋を選びたいと考えるのは自然なことです。

おすすめのセキュリティ向上アイテムを紹介します。

不審者の侵入を防ぐ効果が高いもの
  • 防犯カメラ
  • オートロック
  • スマートロック
防犯性が向上するもの
  • モニターフォン
  • 宅配ボックス

賃貸探しのさいは、セキュリティ面も意識して見てみましょう。

防災マップで避難経路や避難場所を把握しておく

安心できる家を選ぶには、治安のほかにも自然災害の状況を考慮することが大切です。

名古屋市で物件探しをする際は、名古屋市が発行している防災マップを参考にしてみましょう。

防犯マップ一覧
  • 洪水ハザードマップ
  • 内水氾濫ハザードマップ
  • 高潮ハザードマップ
  • 地震ハザードマップ
  • ため池ハザードマップ
  • 指定避難所マップ

指定避難所マップでは、自宅が被災した人が一時避難して生活できる場所を記載しています。

各防犯マップに目を通して避難経路や避難場所を把握し、命を守る行動ができるよう備えておくと良いでしょう

まとめ

本記事では名古屋市で住んではいけない地域について紹介しました。

名古屋市では治安が悪い地域のほかにも、家賃相場が高すぎの地域や電車やバスの路線が少なく不便な地域など、賃貸選びのさいに注意したい点が多くあります。

特に中区はほとんどの項目に当てはまっており、安心できる地域に住みたいと考えている人は避けた方が良いでしょう。

賃貸探しで重視したい項目や、ライフスタイルなどを見直して後悔の無い賃貸選びをしてください。

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